■ 薪ストーブとの暮らし 小野 進 さん

神戸より信州に移住して来て7年になりました。薪ストーブのある暮らしがしたいと願いながら第14回薪ストーブ大学への参加です。薪の作り方、チェンソーや斧の使い方、薪の燃やし方、薪ストーブの扱い方等を勉強。夫婦でワクワクしながら薪ストーブの設置場所にあたり、中野さんからのアドバイスもあり、室内の真ん中に設置することになりました。キッチンのリフォームを行い、中野さんのお陰で薪ストーブ設置大成功となったのです。

薪ストーブには美徳があって優しい気持ちで暖をとる。クッキングレンジとして活躍してくれます。煮物、煮豆、スープ、シュンシュンと湯の沸く音は気持ちよく心地良いです。

薪作りは家の周りの倒木、電力会社の支障木を貫い夫婦の共同作業です。ミズナラ、シラカバ、サクラ、マツなど様々な木の匂いを嗅ぎ、木材の重さに驚きながら薪作りも楽しみと体力作りのひとつとなりました。

うっとりした気持ちで炎を見つめ、ポカポカと暖かなその薪ストーブは、ヨツールのゴシックアーチのガラス扇で真っ赤な炎が室内の窓ガラスに映って、まさしくインテリアとして楽しませてくれるのです。

薪は素晴らしいエネルギーとなり、エコの暮らしであり、何より暖かいことでしょう。60歳までは義務教育とのこと。それからがそれぞれの人生の本当の生き方、暮らし方があるようです。私達も薪ストーブのように周りの人達と暖かく接しながら、人や物、そして薪ストーブの出会いに感謝しながら、薪ストーブ暦6度目の冬を待っています。

スタッフからのコメント

お会いする度に優しい笑顔で迎えてくれる小野さんご夫妻。静かな森での生活は私の憧れのライフスタイルです。余談ですが、ご主人のバードカービングの腕前は圧巻です。
(スタッフ:中野)