■ おうちでピザパーティーしました。

気付けば信州も梅雨入り・・・。
薪ストーブシーズンは終わったはずなのに、近所の煙突を見れば煙が昇っているところもちらほら。
なんだか肌寒い日が続いていますね。

さて、私ストーブマンNはといえば連休にもかかわらず外を見れば冷たい雨・・・。そんな日はおうちで何かをと。
う~ん・・・そうだ!!ピザパーティーをやろう。

もちろん生地も一からこねて、ピザ釜はもちろん薪ストーブ!!

せっかくやるなら何でもとことん追求!
それが我がファミリーのポリシーなのか、ただの凝り性なのかとにかく本格的なピザパーティの開催です。

早速の生地作り、一番大変な生地のこね作業はもちろん僕の仕事・・・。

汗水垂らす必死のパパを横目に2歳になる子供は不思議そうに眺めつつも、「1、2、1、2、」「よいしょ、よいしょ」の声に一緒になって反応していました。(笑)

ピザ生地作りのコツはとにかく十分に捏ねて十分に発酵させること、これが重要です。どちらも不十分だと生地の伸びが悪く、粉っぽさが残っちゃいますからね。

生地の発酵、伸ばし、トッピングを経て、お次はいよいよ薪ストーブへピザの投入です。
(熾き火は両サイドに。専用のゴトクがなければ写真の様に適当なレンガでも代用可能です。)

通常、薪ストーブで暖をとる時のような火室温度は500~600度にもなりますが、当然そんな状態でピザを入れれば瞬時に丸こげになってしまうので、今回の様に火室内でピザなどの調理をする時は約200~250度くらいにして使います。

(6月の梅雨時や長雨が続いて、やや肌寒い時などであれば室温を丁度良い状態にしてくれる温度帯でもあるので暖房効果としても一石二鳥ですね。)

10分くらいかな・・・

(ひゃー!! 焼きたてピザだぁ~)

ストーブのドアを開ければ、「う~ん、、なんて香ばしい。」
あっという間に薪ストーブ釜での本格ピザの完成です。
(250度に設定したオーブンだと20分以上はかかるところです。)

焼きたてホヤホヤの自家製ピザに家族全員、「ハフ、ハフ」言いながらも美味しくいただき、あっという間の完食でした。
我が子は口の回りがピザソースだらけ・・・、まさに吸血鬼ドラキュラです。(笑)

もちろん家にはオーブンもありますが、薪ストーブのほうで焼くピザの魅力は何といっても火力!!
クリスピーな生地はパリッと仕上がり、一気に水分が抜けて絶妙の仕上がりとなります。
(それとどこか煙のいぶったような匂い・・・これもたまらないですよね!!)

薪ストーブの最大の魅力は何といってもその暖房効果ですが、逆転の発想でシーズンオフにも色んな使い方ができます。

例えばこんな肌寒く雨降りの時期であれば薪ストーブに火を入れ、暖房をしつつも丁度良い火加減を活かしてピザ作り、さらには溜まった洗濯物も乾かしちゃえ!なんていう一石三鳥も可能ですよね。
(ちなみに薪ストーブから発せられる遠赤外線熱は脱臭効果もあるらしいので部屋干しでもバッチリですよ。)

皆さんも雨続きで「することな~い」なんていう時は家族でピザパーティをしてみてはいかがでしょうか。

11・6・2 ストーブマンN