■ 憧れの薪ストーブ (小宮山 隆彦 さん)

家を新築する時に薪ストーブを設置することを当初から計画に入れ、ストーブの種類、能力選びを雑誌で見たり、ストーブ店に足を運び、鋳物、鉄、石、どれが良いか、煙突はタールの付きは等々情報を得て、二次燃焼方式でクリーンな排気のバーモントキャスティング社のアンコール、これだと決め、煙突は二重煙突で垂直に抜く様にした。

アンコールを使用し始めて満6年になりますが、スス落しは「ポールさん方式」で自分でシーズン前に行ない、大きなトラブルもなく重宝しています。例年なら400~450束(市販の針金の薪タガを使用)燃やすのに今年の冬は1.5倍ぐらい燃やしそうです。

幸いにも私は自分の林で薪材が手に入るので、落葉広葉樹のコナラ、ヤマザクラを伐採して使用しています。「ポールの薪ストーブ入門」を見て、薪は乾燥が一番、2年間乾燥させた薪を使える様にストック小屋(間口6m奥行2m高さ2m)をトタン板の片屋根掛けを3棟作り、通風を良くし、乾燥させ使用しています。

木を使う木の文化は60才以上にとっては子供の頃を懐かしむ、20~60才にとっては興味はあるが憧れの世界、20才以下は馴染みのない世界かもしれない。私の小学校には学有林があり暖房は薪を燃やすダルマストーブの時代でした。

私も「森でつながるいのちの輪」をテーマに小学生~高校生までを対象に野外活動のインストラクターをしています。水、CO2、自然エネルギー等森の懐の深さを見せ、薪割り、炭焼き、私達の生活から森が遠い存在にならないうちに、これから担う子供達にこそ、森や木に興味を持ってもらうために、野外活動を通して「森」のことを広めていきたいと行動しています。

スタッフからのコメント

気さくなお人柄の小宮山ご夫妻とのお話はとても楽しく、又、勉強になりました。特に森のお話は興味深く、これからの事を改めて考えるきっかけとなりました。
(スタッフ:兵藤)