■ 「酷使に耐える頼もしい我がアクレイム」 井上 恒夫さん・孝子さん

【季刊誌50号記念企画「あの人は今・・・」 No.3 酷使に耐える頼もしい我がアクレイム 井上 恒夫さん・孝子さん】

フィトンチッド豊かな冷涼の風が吹く蓼科の地は今、ベストシーズンを謳歌していることでしょう。標高がツェルマットと全く同じ我が蓼科のログに赤色のアクレイムが設置されたのは、ストーブハウス蓼科店オープンの年末で、以来14年に亘って冬季に滞在が多い2人の高齢老人の酷使に耐え、寒冷地における快適な室内環境を維持し続け、我がログの中心に鎮座しています。

アクレイムは、マニュアル志向の面はありますが、慣れ親しんだ使用で特に難しいことはなく、柔らかな炎の燃焼感で住人の期待に十分応えてきました。設置時点における山中社長の適切な助言の賜と感謝しています。

メンテナンスも容易で設置後11年目にセラミック二次燃焼室交換、12年目に炉内壁材交換等を行いましたが、この程度の小補修でまだまだ機能は十分に維持しています。

この間には悪戯盛りの孫3人が幼少期から遊びに来荘しましたが、ストーブガードを設置しておいたので火傷等も全く無く、皆無事に成長し毎冬のスキーを楽しんでいます。

山友青木氏は所有のアンコールをパンドラの箱と評されましたが、すでに蓋が開け放たれた我が家では、魑魅魍魎に取り付かれ、神奈川の自宅にはバーモントのアディソンまでを置くはめになっています。

仕事熱心な山中社長の絶えざる努力で、種々の企画が催され顧客を楽しませ、このランプライターも50号発行を迎えるという快挙になりましたこと、お祝い申しあげます。

ストーブハウスさんの発展を祈るや切! ※フィットンチッド・・・樹木から発散される殺菌力のある芳香性物質

スタッフからのコメント

井上夫妻には2001年9月に発刊した11号にインタビュー形式にてお話を伺いました。
当時のインタビューでは来店のきっかけとアクレイム導入までを中心にお話しを伺いました。
蓼科にある山荘には新築時に薪ストーブが設置されており、煙突そうじ道具を購入しようと来店。しかし煙突の設計や薪ストーブ自体に不満を感じていた井上夫妻宅に見積もりにお伺いしたのは1997年の12月23日のことでした。年内設置を決めたご夫妻は深夜まで炉台作りをし、私達も「なんとか暖かいお正月を迎えていただきたい」という気持ちでしたが、正直かなりバタバタでした。
今でも心に残る設置工事のひとつになっています。